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1975年のミシェル・サルドゥー Michel Sardou のヒット曲は1962年に就航したフランスの豪華客船の「フランス号」 "Le France" の末路を憂いて歌った曲である。
300メートル以上のこの巨大な船は燃費や人件費をまかなえず当初から赤字で、政府の援助も打ち切られ、身売りされることとなったが、それを嘆いての歌である。

国家の威信を掛けた英国との共同開発である超音速旅客機のコンコルドも2003年に就航を停止した。
   
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Le France  Michel Sardou   フランス号  ミシェル・サルドゥー

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Le France  フランス号     《宇藤カザン訳》

Quand je pense à la vieille anglaise
Qu'on appelait le "Queen Mary",
Echouée si loin de ses falaises
Sur un quai de Californie,

カリフォルニアの埠頭に
祖国の絶壁から遠く離れて
打ち上げられた「クィーン・メアリー号」と呼ばれた
年老いた英国婦人を思うにつけ

Quand je pense à la vieille anglaise,
J'envie les épaves englouties,
Longs courriers qui cherchaient un rêve
Et n'ont pas revu leur pays.

年老いた英国婦人を思うにつけ
私は海に沈んだ数々の漂流物や
再び祖国を見ることのなかった
夢を追い求めた数々の長い手紙を
うらやましく思うのだ

Ne m'appelez plus jamais "France".
La France elle m'a laissé tomber.
Ne m'appelez plus jamais "France".
C'est ma dernière volonté.

もう決して私を「フランス」と呼んでくれるな
フランス国は私を見捨てた
もう決して私を「フランス」と呼んでくれるな
これが私の遺言なのだ

J'étais un bateau gigantesque
Capable de croiser mille ans.
J'étais un géant, j'étais presque
Presqu'aussi fort que l'océan.

私は1000年は航海できる巨大な船で
大海原にも引けを取らないほどに
強大な巨人だった

J'étais un bateau gigantesque.
J'emportais des milliers d'amants.

私は巨大な船だった
私は数千の恋人たちを運んだものだった

J'étais la France. Qu'est-ce qu'il en reste ?
Un corps-mort pour des cormorans.

私はフランスそのものだったけれど
何が残っているというのだ?
鵜のための繋留ブイだというのか

Ne m'appelez plus jamais "France ".
La France elle m'a laissé tomber.
Ne m'appelez plus jamais "France".
C'est ma dernière volonté.

もう決して私を「フランス」と呼んでくれるな
フランス国は私を見捨てた
もう決して私を「フランス」と呼んでくれるな
これが私の遺言なのだ

Quand je pense à la vieille anglaise
Qu'on appelait le "Queen Mary",
Je ne voudrais pas finir comme elle
Sur un quai de Californie.

「クイーン・メアリー号」と呼ばれていた
年老いた英国婦人を思うにつけ
私はカリフォルニアの埠頭の
彼女のような成れの果てにはなりたくない

Que le plus grand navire de guerre
Ait le courage de me couler,
Le cul tourné à Saint-Nazaire,
Pays breton où je suis né.

私の故郷であるのブルターニュの地の
サン・ナゼールに船尾を向けている私を
最大級の軍艦で潔く沈めてもらえたなら

Ne m'appelez plus jamais "France".
La France elle m'a laissé tomber.
Ne m'appelez plus jamais "France".
C'est ma dernière volonté.

もう決して私を「フランス」と呼んでくれるな
フランス国は私を見捨てた
もう決して私を「フランス」と呼んでくれるな
これが私の遺言なのだ

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Kazan

Author:Kazan





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