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今日の東京は凍てつくような寒空に今にも雪がちらつきそう。
そんな中、カザンはシューベルトの歌曲集「冬の旅」を歌っている。18日の赤坂の「レディーバード」でのライヴで歌うために繰り返し練習している。

ウィルヘルム・ミュラーの詩になるこの歌曲集曲は一人の若者が失意のうちに旅に出る物語だが、高校生のころレコードでよく聴いたものだった。バリトンはフィシャー・ディスカウでピアノはジェラルド・ムーア。ディスカウは他のピアニストとも何度か「冬の旅」を録音しているが、僕には最初に出会ったこの録音を凌ぐものはないように思われる。
素晴らしい声であるのはもちろんだが、ムーアの伴奏が素晴らしく何よりもテンポ感が良く、これ以上早くても遅くてもいけないように感じてしまう。

全24曲になるが圧倒的に短調の曲が多い。暗い冬の中の孤独な青年の心情を歌っているのだから当然ではあるが、死の予感があったかもしれないシューベルト晩年の心境が反映しているのだろう。
シューベルトは31歳でこの世を去ってしまった。優に彼の倍以上の年月を生きてしまい、もはや多感な青年の心情は持ち合わせていないだろうし、死期が近づいた感覚もないカザンが歌えるものだろうか、いや歌っていいものだろうかと考えなくもないが、長い間思い憧れていた曲なので思い切って4曲だけ歌ってみることにした。

シューベルトの歌曲をピアノの伴奏に合わせて歌えるというのはちょっと夢のようであるのだが、実際に歌ってみると恐ろしく難しい。それは歌曲に限らずシャンソンにも言えることで、自分のイメージを再現することの難しさをつくづく感じてしまう今日この頃である。

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Franz Schubert  Winterreise 1. Gute Nacht   Werner Güra / Christoph Berner

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Kazan

Author:Kazan





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東京芸術大学及び同大学院卒業 フランス政府留学生としてパリ高等美術学校で学ぶ。シャンソン歌詞の翻訳をしながらシャンソンを歌う。

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