2017 / 10
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「恋のロシアンカフェ」 "Mon café russe" は三輪明宏の訳詞で知られ、歌われているが、訳詞と言うよりはほとんど創作詞でしょう。原詞は大して面白いものではなく、歌詞がネット上で見つかり、Youtube があっただけでも不思議に思うほどに忘れ去られている曲なのではないかと思う。

日本でのみ生き残り、歌われ続け、本国では忘れ去られているシャンソンはたくさんあり、メロディーは同じでも日本人の琴線に触れる訳詞、または創作詞によって別の命が吹き込まれると言うのはそれはそれで面白い現象だと思う。

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Mon café russe  Betty Mars  恋のロシアンカフェ  ベティ・マルス

歌っているのは「人生は過ぎ行く」 "La vie s'en va" などを歌っているベティ・マルス Betty Mars で、ヴィオロンとはヴァイオリンのことだがロン、ロン、ロンという音の響きとロシア風旋律を楽しむ曲でしょう。

「恋のロシアンカフェ」の原題は「私のロシアンカフェ」で恋の話ではなくノスタルジックに昔を思い出す内容だ。日本語に置き換えにくく、ぎこちない感じだが大体の内容は分かると思う。

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Mon café russe  私のロシアンカフェ     《宇藤カザン訳》

Couleur bleu de Prusse
Etait le café russe
Où de temps en temps nous allions
Pour boire au son des violons
Aussi peu qu´ils fussent
Dans ce café russe
On y pleurait à chaque fois
Comme si c´était la première fois

ヴィオロンの音色に連れて
酒を飲むために
私たちがしばしば通った
ロシアンカフェの色は
プルシアンブルーだった
このロシアンカフェに
彼らはたまにしか居なかったが
いつでも初めて聴くように
涙してしまうのだった

Que les violons lon lon, les violons lon lon
Oui les violons jouaient pour nous
Que les violons lon lon, oui les violons lon lon
Que ces violons nous rendaient fous

何というヴィオロン、ロン、ロン、ヴィオロン、ロン、ロン
そうヴィオロンは私たちのためにを弾かれていた
何というヴィオロン、ロン、ロン、そう、ヴィオロン、ロン、ロン
何という私たちを狂わせたこのヴィオロン

L´accordéoniste
Etait seul en piste
Avec son air de presque rien
L´on ne voyait même pas ses mains
Oui ses mains d´artiste
Accordéoniste
Mais qui vous fauche les vodkas
Sitôt qu´on regardait là bas

つまらぬメロディーを弾いている
アコーデオン弾きが一人フロアにいた
誰も彼の弾く手を見ようとはしなかった
確かにそれはアーティストの手ではあったけれど
ちょっとよそ見をしようものなら
君たちのウォッカをくすねる手だったから
                                                         
Tous les violons lon lon, les violons lon lon
Les violons qui jouaient pour nous
Tous les violons lon lon, oui les violons lon lon
Ces violons qui nous rendaient fous

全てのヴィオロン、ロン、ロン、ヴィオロン、ロン、ロン
私たちのために弾いていたヴィオロン
全てのヴィオロン、ロン、ロン、そう、ヴィオロン、ロン、ロン
私たちを狂わせたこれらのヴィオロン

Dîner à la russe
Dans ce café russe
N´était jamais de tout repos
Car les copains venaient bientôt
Trinquer à la russe
Et le café russe
Se transformait en peu de temps
En un étrange assortiment

このロシアンカフェで
ロシア料理の夕食を取る時は
いつだってゆっくりとくつろいではいられない
すぐにも仲間たちがやってきて
ロシア式の乾杯をして
ロシアンカフェはたちまちに
奇妙な取り合わせの集団と化した

Où les violons lon lon, les violons lon lon
Tous les violons jouaient pour nous
Où les violons lon lon, oui les violons lon lon
Tous ces violons qui nous rendaient fous

どこにいるのかヴィオロン、ロン、ロン、ヴィオロン、ロン、ロン
全てのヴィオロンは私たちのために弾かれた
どこにいるのかヴィオロン、ロン、ロン、そう、ヴィオロン、ロン、ロン
私たちを狂わせる全てのこのヴィオロン

Couleur bleu de Prusse
Mon cher café russe
Si je ne viens plus aujourd´hui
C´est que le temps ou que la vie
Ont des drôles d´astuces
Mais mon café russe
Chaque fois que je pense à toi
J´entends encore chanter en moi

私のロシアンカフェは
プルシアンブルーの色をしていた
もはや私がここを訪れなくなったとしても
それは時代や人生が
変なやり方を持っているから
けれども私のロシアンカフェは
君を思い出す度に
いつまでも私のため歌ってくれるのが聴こえる

Tous tes violons lon lon, les violons lon lon
Les violons qui jouaient pour nous
Tous tes violons lon lon, oui tes violons lon lon
Tes violons qui nous rendaient fous

あなた方の全てのヴィオロン、ロン、ロン、ヴィオロン、ロン、ロン
私たちのために弾いていたヴィオロン
あなた方の全てのヴィオロン、ロン、ロン、そう、君のヴィオロン、ロン、ロン
私たちを狂わせたあなた方のヴィオロン

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Kazan

Author:Kazan





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