2017 / 08
<< 2017 / 07 - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - - 2017 / 09 >>

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

「毛皮のマリー」 "La Marie-Vison" は1956年にマルク・エイラルによって作曲されイヴ・モンタンほか多くの歌手によって歌われた。Vison はミンクのことなので「毛皮のマリー」でよいでしょう。

ルネ・ラバ Renée Lebas は1917年パリ生まれのシャンソン歌手で、ルーマニア系ユダヤ人だったため大戦中はナチの迫害を受けスイスに移ったりしたが、終戦と共にパリに戻り歌手活動を続け、2009年に亡くなった。

0311a.jpg

La Marie-Vison   Renée Lebas   毛皮のマリー ルネ・ルバ

La Marie-Vison   Jacqueline François   毛皮のマリー ジャクリーヌ・フランソワ

La Marie-Vison  毛皮のマリー

Elle a roulé sa bosse, elle a roulé carosse
Elle a plumé plus d'un pigeon
La Marie-Vison, du côté d'la Chapelle
C'est comm' ça qu'on l'appelle, même en été elle a sur l'dos
Son sacré manteau, il est bouffé aux mites
Et quand elle a la cuite, ell'n'peut pas s'empêcher
De raconter, que la vie était belle
Qu'elle portait des dentelles
Et tous les homm's, oui tous les homm's étaient fous d'elle
Elle a roulé sa bosse, elle a roulé carosse
Elle a plumé plus d'un pigeon la Marie-Vison

女は巷を渡り歩き、馬車を乗り回し
しこたま金を巻き上げた男も一人や二人ではない
虫喰いだらけのとんでもない毛皮のコートを
夏でも着ているから
みんなで女を
ラ・シャペル界隈の毛皮のマリー
と呼んでいるけれど
酔っ払えば、昔の暮らしは素敵だったわ
レースのドレスでおめかしして
どの男も、どの男もわたしに夢中だったのと
吹聴せずにはいられなかった
女は巷を渡り歩き、馬車を乗り回し
しこたま金を巻き上げた男も一人や二人ではない
毛皮のマリー

Mais un soir, un soir, ce fut plus fort qu'elle
La v'la qui s'est mise à pleurer
Et son secret, son secret trop lourd pour elle
Dans un bistrot me l'a confié.

だけどある晩、ある晩
とうとうあの女は泣き崩れ
自分の秘密の、秘密の重みに耐えかねて
ビストロで私に打ち明けた

Ell' n'a jamais cherché un p'tit cœur à aimer
Ell' n'a choisi que des ballots au cœur d'artichaut
A jouer d'la prunelle de Passy à Grenelle
On perd son temps et ses vingt ans
V'là qu'ils fich'nt le camp, pour ce sacré manteau
Qu'elle voulait sur son dos
Elle a foutu au clou ses rêv's de gosse et ce sacré manteau
Qu'elle a toujours sur l'dos, ça l'a mené
A la Chapelle dans mon quartier
Elle a roulé sa bosse, elle a roulé carosse
Elle a plumé plus d'un pigeon la Marie-Vison
Tous les jouvencelles
Ne fait's pas comme elle, s'aimer d'amour
C'est ça qu'est bon, sacré nom de nom !

あの女は一度もつつましい愛を育もうとしないで
パッシーからグルネル界隈で色目を使い
浮気なうすのろばかりを漁っていた
女は時を無駄に過ごし、青春を浪費したの
こんなだからいつも着ている
あのとんでもないコートのせいで男どもは寄り付かず
子供の頃の夢も台無しにして
いつも着ている例のとんでもないコートのせいで
近所のラ・シャペルに立つ羽目になったのよ
女は巷を渡り歩き、馬車を乗り回し
しこたま金を巻き上げた男も一人や二人ではない
毛皮のマリー
若い娘たちよ
あの女の真似をしたらいけないよ
真心の愛を育むこと
それがいいのよ、本当にもう!

0233wrsde.jpg

La Chapelle  パリの10区と18区にあるメトロの駅
Passy  パリの16区の高級住宅地の地名
Grenelle  パリの15区のエッフェル塔の近くのセーヌ河岸

この記事へコメント:する















Kazan

Author:Kazan





free counters

東京シャンソンコンクール・大阪ヴォーカルコンクールについての案内は下の《日仏文化サロン》をクリック。

日仏文化サロン


シャンソン歌詞翻訳 《宇藤カザン》

東京芸術大学及び同大学院卒業 フランス政府留学生としてパリ高等美術学校で学ぶ。シャンソン歌詞の翻訳をしながらシャンソンを歌う。

501015rose.jpg

宇藤カザンの水彩画教室生徒募集

上北沢教室
高井戸教室
西新宿教室New
自由が丘教室
新百合ヶ丘教室
南大沢教室
新浦安教室
府中教室
伊豆高原教室

伊豆高原の《ギャラリー・カザン》のブログ
2018年5月オープン予定でギャラリーを作っています。またギャラリーのガーデンは2020年4月オープンを目指して少しずつ作業しています。ブログは下のURLをクリック!
http://gallerykazan.blog.fc2.com/


「水彩画教室」「アミカル・ド・シャンソン」へのお問合わせ

kazanuto*gmail.com(*→@)

宇藤カザンのホームページthumy2.gif
http://utokazan.jp

英国の庭園とコッツウォルズ、フランス花景色、水彩画作品を紹介。

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。