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ジョルジュ・ブラッサンス Georges Brassens の雨傘 "Le Parapluie" です。

ブラッサンスは1921年に南フランスで生まれ、パリでシンガーソング・ライターとして反体制の立場を取り、弱者を優しい目で見つめ続けた社会派のシャンソン歌手だが、1981年に亡くなるまで幅広い層に人気があった。

この歌はとても愛らしい曲で、誰もが経験あるような微笑ましい光景が描かれている。

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Le Parapluie  Georges Brassens  雨傘 ジョルジュ・ブラッサンス

Le Parapluie  Georges Brassens  雨傘 ジョルジュ・ブラッサンス Live

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Le parapluie 雨傘

Il pleuvait fort sur la grand-route
Ell' cheminait sans parapluie
J'en avais un, volé, sans doute
Le matin même à un ami
Courant alors à sa rescousse
Je lui propose un peu d'abri
En séchant l'eau de sa frimousse
D'un air très doux, ell' m'a dit " oui "

大通りはひどい雨で
彼女は傘も差さずに歩いていた
ちょうど今朝友達から失敬したのを
僕は一つ持っていた
そこで彼女を助けようと走り寄り
ちょっと傘に入らないかと彼女に問いかける
彼女は顔のしずくを払いながら
とても可愛く「ウィ」とうなづいた

Un p'tit coin d'parapluie
Contre un coin d'paradis
Elle avait quelque chos' d'un ange
Un p'tit coin d'paradis
Contre un coin d'parapluie
Je n'perdais pas au chang', pardi

傘のわずかな片隅は
天国の片隅へと替わり
彼女はどこか天使のようで
天国のわずかな片隅は
傘の片隅へと替わり
入れ替わったとて僕に損はなかったよ、もちろんね

Chemin faisant, que ce fut tendre
D'ouïr à deux le chant joli
Que l'eau du ciel faisait entendre
Sur le toit de mon parapluie
J'aurais voulu, comme au déluge
Voir sans arrêt tomber la pluie
Pour la garder, sous mon refuge
Quarante jours, quarante nuits

道すがら、傘の上に
天から落ちる水音の
楽しい歌を二人で聴けば
優しい気持ちが芽生え
彼女がずっと僕の傘で雨宿りするなら
ノアの方舟の洪水の時のように
40日と40夜
ずっと雨が降り続けばいいのにと思った

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Un p'tit coin d'parapluie
Contre un coin d'paradis
Elle avait quelque chos' d'un ange
Un p'tit coin d'paradis
Contre un coin d'parapluie
Je n'perdais pas au chang', pardi

傘のわずかな片隅は
天国の片隅へと替わり
彼女はどこか天使のようで
天国のわずかな片隅は
傘の片隅へと替わり
入れ替わったとて僕に損はなかったよ、もちろんね

Mais bêtement, même en orage
Les routes vont vers des pays
Bientôt le sien fit un barrage
A l'horizon de ma folie
Il a fallu qu'elle me quitte
Après m'avoir dit grand merci
Et je l'ai vue toute petite
Partir gaiement vers mon oubli

だけどこともあろうに、嵐であろうが
道はあらゆる国に通じている
僕の地の果てまで続く有頂天は
たちまちに彼女の国に阻まれて
僕と彼女は別れねばならない時が来てしまった
ほんとうにありがとうと彼女は言ってから
僕のことなど忘れるかのように陽気に去って行く
そして彼女が小さくなるまで僕は見送っていた

Un p'tit coin d'parapluie
Contre un coin d'paradis
Elle avait quelque chos' d'un ange
Un p'tit coin d'paradis
Contre un coin d'parapluie
Je n'perdais pas au chang', pardi

傘のわずかな片隅は
天国の片隅へと替わり
彼女はどこか天使のようで
天国のわずかな片隅は
傘の片隅へと替わり
入れ替わったとて僕に損はなかったよ、もちろんね

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この情景は la grand-route とあるので街の中というよりも郊外を連想させる。
Les routes vont vers des pays 「道路は色々な国の方に行く」というのが直訳だが、ここでは国というのはそれぞれの家と捉えてもいいかも知れない。

A l'horizon de ma folie は「僕の狂喜の地平線の方へ」という意味だが、ちっぽけな片隅に対する大きな妄想の空間を示しているのでしょう。この連節の部分は日本語に訳しにくいので、それぞれのイメージで理解するしかないでしょう。

旧約聖書『創世記』には洪水は40日40夜続いたと記されている。

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Kazan

Author:Kazan





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